心の声に従うブログ

「引き寄せの法則」を徹底解説

愛する存在と、心を通わせる技術

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我が家のねこが行方不明になった。

何の前触れもなく。

 

いつもと同じようにご飯を食べ、

いつもと同じようにのんびりと歩き、

いつもと同じように人懐っこくすり寄っていたのに……。

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

これは僕が小学生の頃の話です。

(今はねこは飼ってないよ。飼いたいけど!)

 

僕の家は結構な田舎にあって、

家の周りにたくさんの野良ねこが住んでいて、

 

小さい頃の僕は何とかして

ねこに触りたくて、毎日のように

追いかけ回していました。

 

それも、友達と挟み撃ちにしたり、

本氣でダッシュしたり、

超ちゃっちぃ罠を作ったりして、

本当にねこを触りたかったのです。

 

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(こんな感じのやつ。笑)

 

 

当時の僕は超本氣だったけども、

ネコからすれば、こんな迷惑な

ヤツはいなかったと思います。笑

 

 

ノラネコってものすごく警戒心が強くて、

いつも目をキランと光らせていて、

こちらの氣配を一瞬で察知します。

 

氣配を察知すると、ふっと低くかがみ込んで、

 

「いつでもダッシュできるからなっ!!!」

 

と言わんかの姿勢と眼力で、

警戒心を示してきます。

 

 

なので、当然といえば当然なんですが、

僕は1度もねこに触ることができず、

ねこからはひたすらウザがられていました。笑

 

 

しかし、そんな僕をよそに、

野良ねこたちを懐柔し、

飼いならすご近所さんがいました。

 

そのご近所さんは、なんとねこに触るどころか、

数匹は家の中にも招き入れているような状態でした。

 

「むむむ、、、一体どうやって、、、」

 

当時一度もねこに触ることができていなかった

僕と友達は、そのご近所さんのことを、

 

ねこ婆さん

 

と名付けました。

 

 

ねこ婆さんがノラを手懐けた秘密は

すぐに解けました。

 

ねこ婆さんは毎日、自宅の玄関先で、

ノラ達に餌付けをしていたのです。

 

 

ノラ達の中で噂が噂を読んだのか、

 

ねこ婆さんの家の前に集まるねこは

日に日に増えていき、

 

毎日20匹くらい

 

玄関先に集まっていたんじゃないかと思います。

 

そして、子どもが生まれたのか、

子連れで親子二代でねこ婆さんの家の前に

集まっていたほどです。

 

 

そして小賢しい松田少年は、

そんなねこ婆さんの家の前に集っているねこを

ひと触りしようと突っ込んでいったこともあります。w

 

結局、早くて逃げられちゃうんですけど。笑

(そしてねこ婆さんに怒られるというw)

 

 

そんなある日、小学校の帰りに、

自宅の前に1匹のねこを発見します。

 

麦わら模様のかわいいねこ。

 

追いかけたら逃げられるのは

これまでの経験で分かっていたので、

僕は麦わらには近づかずに、自宅へ直行し、

 

味付けのり

 

を持ち出してきたのです。

 

 

そして、ねこ婆さんに倣って、

味付けのりを地面に置いて、離れてみる。

 

すると、あまり警戒することなく

のそのそとノリに近づき、ぺろり。

 

 

普通に食べた!!

 

 

これまでどんな野良ねこも

餌を撒いても食いつかなかったのに、

麦わらは食べたのです!!

 

 

嬉しくなった僕は少し近づいて

手で味付けのりをやってみました。

 

のりの端っこをつまんで、

もう端っこを麦わらに向けて。

 

 

すると、、、

 

のそのそのそ、、、

 

 

ぺろり。

 

 

また食べたぁぁぁあああああ!!!!

 

当時の僕には衝撃でした。

 

これはいける!!!

 

と確信した僕は、

ゆっくりと手を伸ばし、

 

麦わらをなでた

 

のです!!!

 

 

このときの喜びと記憶は

今でも鮮明に残っているんだけど、

 

めちゃくちゃ

かわいかった

 

のです。

 

 

そして、どうしたことか、

麦わらはすっかり気を良くしたのか、

僕にすり寄ってきたのです。

 

嬉しくなって僕は麦わらを

家に連れて入りました。

 

そして、父と母に向かって、

まるでルフィが海賊王を高らかに宣言するように、

 

 

「今日からこいつを飼う!!」

 

 

と言い出したのです。笑

(本当はアパートだったのでダメだったけど、

野良ねこに餌をやってるていで

シラを切り通していた)

 

 

今思えば、とても人馴れしていて、

もしかしたら誰かの飼い猫だったのかもしれません。

 

首輪や飼われている印は

何もなかったけど、

全然、逃げないねこでした。

 

 

それからと言うものの、

毎日のように餌をやるようになり、

麦わらは僕の家の中と外を自由に

出入りするようになりました。

 

そして、僕は麦わらのことを、

超デフォルトな名前、

 

タマ

(ネーミングセンスには

目を瞑ってください)

 

と命名し、溺愛しました。

 

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めちゃくちゃかわいくて、

どこに行くにもタマを

抱き抱えていました。

 

そして、タマは僕と飼い主と認定したのか、

野良ねこたちは毎日ねこ婆さんの家で

エサをもらうのにタマは一切よりつかなったのです。

 

そういうところもかわいくて。笑

 

毎日、めっちゃかわいがってました。

 

 

そんな日が1年続いたかどうかのある日、

タマが数日戻ってこない日がありました。

 

元々ノラで拾ったねこ。

毎日帰ってくるわけではありませんでした。

 

だけど、帰ってこない日が数日続いて……

 

 

ついに、

 

消息不明に

なってしまった

 

のです。。。

 

 

最初はどこかをふらついてるんだろうと

思っていたのが、だんだん心配な氣持ちが

大きくなっていき、家の近くやタマが

行きそうな場所を徹底的に探しました。

 

だけど、全く見つからず、

僕の心はとても不安になっていました。

 

「どこかで車に轢かれたんじゃないだろうか」

「遠くに行って迷っちゃったんじゃないだろうか」

 

そう考えると胸が苦しくなるので、

 

「いや、どこかで元氣に生きてるはずだ」

「もしかしたらまた誰かに拾われたのかもしれない」

 

となるべくポジティブに

考えるようにしていました。

 

 

だけど、、、

 

タマが再び僕の前に現れることは、

ついになかったのです。

 

 

それから大人になって、

 

犬やねこは死期が近づくと

飼い主に黙ってそっと

いなくなることがある

 

ということを知りました。

 

 

あのとき、タマがどうなったのかは

もちろん分からないけども、

都合がいい解釈かもしれないけど、

もしかしたら、

 

自分が死んだら

ご主人が悲しむ

 

と思って、そっと姿を消したのかもしれません。

 

 

事実、僕はタマがいなくなって、

とても心配したし、寂しかったし、

たくさん探したりもしたけど、

泣くことはありませんでした。

 

だけど、もし寿命であれ事故であれ、

タマが死んだということが分かったら、

 

間違いなく

大泣きした

 

でしょう。

 

それくらい自分と強く結びついていたのです。

 

ペットや動物の声なんて聴けないから

分からないんだけど、なんとなくタマが

僕のことを案じてくれて姿を

消してくれた氣がするのです。

 

 

そんなエピソードをどうして今になって

思い出したかと言うと、

最近、こんな本を読んだからです。

 

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「いぬと話す ねこと話す 生きものの気持ちがわかる本」

 

僕も昨年参加したブックオリティ出版ゼミの仲間、

アニマルコミュニケーターshioriさんの本。

 

shioriさんは、

 

「練習すれば誰でも動物と話せるようになる」

 

と言い切ります。

 

 

僕は最初、

 

「ほんとかな〜」

 

と半信半疑だったんだけど、

この本を読んで、

 

「ああ、そういうことだったのか」

 

と腑に落ちました。

 

 

この本に書かれていることは、

「動物とのコミュニケーション術」ではなくて、

 

人が本来持っている

感性を呼び覚ます技術

 

だったからです。

 

確かに、これだったら人間誰もが

訓練すれば話せるようになるな、と思いました。

 

 

当時、小学生だった頃の僕が

この本に出会えていたら、

きっとたくさん練習しただろうし、

たくさん会話しただろうし、

最後のときも違ったのかな、なんて思いました。

 

ペットを飼っている人はすごく多いだろうし、

ペットを飼っているなら、ペットと

話したくない人はいないと思います。

 

 

僕みたいに死期が近いペットと話したい人も

多いだろうし、そうじゃなくても、

日頃から会話できたらとても楽しいだろうな、って思います。

 

動物を愛する人にぜひオススメしたい1冊です。^^

  

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「いぬと話す ねこと話す 生きものの気持ちがわかる本」

 

 

ななもお氣に入りです♪♪

 

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千恵さんとやる2020年1発目の新企画、

「GARDEN」はあと数日で締め切ります。^^

 

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