ヴォル会インタビュー⑥
よしだ きみよ さん / 看護師
たっつん:
今日はヴォル会に入っての感想や変化に
ついていろいろ聞いていけたらと思ってます。^^
きみちゃん、よろしくお願いします〜!
きみちゃん:
よろしくお願いします!
人とは違う息子「私がなんとかしなきゃいけない」と家族のために生きてきた
たっつん:
それじゃ早速聞いていきたいんだけど、
きみちゃんはどうしてヴォル会に入ったの?
きみちゃん:
家族の中での不調和、不和があったんです。
まず息子が発達障害か、双極性障害か、はたまた
他の何かの特性があって、夫とそれについて
ちゃんと話し合うことができなくて、
「私がなんとかしなければいけない」
って自分一人でずっと抱えて苦しんでいました。
息子の他に娘が2人いるんですけど、
私は息子にばかり関心がいってしまって、
娘からは、
「お母さんは勝手だ、お父さんの方が
私たちを心配してくれる」
って言われてしまってすごいショックを受けて。
息子の症状は悪くなるし、娘との関係も悪くなるしで、
抱えれば抱えるほどおかしくなっていったんです。
そんな状況の中でたっつんのブログと出会い、
ヴォル会の存在を知って、
「ヴォル会に入って自分を見つめて変わりたい!」
という気持ちで参加しました。
たっつん:
そうだったんだ。僕も母が統合失調症だから、
その不安や苦労は少し分かるかも。
そんな状況でヴォル会に入ったわけだけど、
入ってみてどうだった?
息子の生き方を「この生き方もアリなんだな」と受け入れられるようになってきた
きみちゃん:
どんなことを言っても受け止めてもらえる
安心安全の場、安心基地があるのが嬉しかったです。
募集ページの音声を何度も聞いて理解して、
「どんなことを言ってもいいんだよ」
って言ってたのを聞いてても、入ってから
「こんなことを言ったらどう思われるだろう?」
って思うこともあって、そしたら
一緒に入ったメンバーが背中を押してくれて。
私はしゃべるよりも書く方が心を見つめやすかったので、
日記的な感じで投稿していたんですが、どんなことを
書いてもみんなが受け止めてくれてそれが嬉しかったです。
たっつん:
そうだよね〜!
みんな優しいし励まし合えて元氣もらえるよね。
きみちゃんの人生にはどんな変化があったの?
きみちゃん:
2期の最後になって家族関係が改善されてきて、
「なんでだろう?」って思ったら、これまでは
「こうじゃなきゃ」
っていう思い込みがたくさんあったけど、
そんなことはないんだな、って手放されてきたように思います。
たっつん:
どんな風に家族関係が改善されていったの?
きみちゃん:
息子のことを、
「この生き方もアリなんだな」
ってまるごと受け入れられるようになってきました。
今までは、
「私がどうにかしなきゃいけない」
って頑張ってきて、
そう思うほどうまく回らなくなってました。
それなのに自分の正しさを通そうとしてて。
それで、これまで自分のやり方でダメだったんだから、
たっつんの言うようにやってみよう、って思って
やって、少しずつ良くなってきました。
娘たちとの関係も、
「なんで私が大っ嫌いな夫と一緒にいるの?」
って悔しい思いもあったけど、
「お母さん今こういうのをやって楽しいんだ」
って伝えたら「よかったね!」って
私が楽しいのを喜んでくれる娘がいて、
昔より色々なことを話せるようになりました。
母のことも、前は「うるさいだけの母親」と
思っていたけど、それも愛の一つのカタチなんだって
思えるようになって関係性もよくなりました。
たっつん:
お〜。いいね!
裸の大将?と思うほど支配的だった元旦那が優しく変わってきました
きみちゃん:
あとは元夫との関係もすごく変わってきました。
元夫は息子と相性が悪くって、前は、
「アイツはいない方がいいんだ」
なんて言っていた人なんだけど、今は、
「アイツも一生懸命生きてるんだ。
アイツはアイツで生きていけばいいや」
って言うようになりました。
昔は言葉を聞くのもこわかったけど、
今は月に1回日帰り温泉にいくとか、
関係性が変わってきました。
何がキッカケかわからないけど、大変な時に連絡すると、
「大丈夫か?今から出ていくし話聞くか?」
とか言ってくれたり。
昔は「俺の言うことに従え」っていう感じで、
「裸の大将?江戸時代ですか?」っていう
感じの人だったんだけど(笑)
今でもたまに息子のことで支配的な態度があったり
高圧的になることもあるんですけど、
私自身そういうときは、
「自分を守ってあげることが大切」
と距離を取ったり「あの人はあの人ね」って感じで
相手を尊重しながら、でも私は私として
いられるようになりました。
たっつん:
自分を大事にできるようになって
元ご主人との関係も変わったってことかな?
きみちゃん:
そうですね。なんで元夫が優しくなったのかな?
って考えてみると、
「私はこうしたいなぁ」
って言えるようになってきたのが大きいと思います。
もともと元夫に対しては、
「何か言われるんじゃないか」
って全部恐怖から接していたんです。
それが変わってきたんじゃないかなと思います。
恐怖から発するものか?愛から発するものか?
それがそのまま表れるんだなー。という感じです。
「変わりたいけど、何をどう変えればいいのか分からない方」にオススメです
たっつん:
素晴らしいね〜〜!きみちゃんは本当に着実に
一つずつ行動してきてすごいよ。その成果だよね。
そしたら、ヴォル会はどんな人にオススメだと思う?
きみちゃん:
変わりたくても変われない、何が悪いんだろうって悩んでる方。
変わりたいんだけど、何をどう変えればいいのか分からない方。
仕事関係でもパートナーシップでも、心の声に従うって
どういうことなの?本当の自分を生きたいんだって思ってる人。
こんな年をとっちゃって変わりっこないだろうって
思っててもそんなことない!歳は関係ないよ!
たっつん:
めっちゃ素敵!!
じゃあ最後に過去の自分と同じような境遇で
悩んでる人に向けてメッセージをもらってもいいですか?
きみちゃん:
一人で抱え込まないで、自分の想いを出してみませんか?
同じような悩みの人がいるから、コミュニケーションを
とりながらシェアしていこう。いろんな想いを
シェアすることで気づくことがたくさんあると思う。
きっと何かキッカケになっていくと思います!
たっつん:
きみちゃんらしい誠実なメッセージ、ありがとう!
今日はインタビューありがとうございました!