これまでたくさん書いてきたことだけど、
人は安心しないと
遊べない
っていうのがあって、
これは子どもを見てればよくわかる。
怖いことがあると、どれだけ遊んでいても
親に泣きついてくる。
その怖い状態、不安な状態では、
どれだけおもしろそうなことがあっても、
遊べないんだよね。
これって大人も同じで、
安心してないと
好きなことに
熱中できない
んだよ。
お金が不安、仕事が苦しい、パートナーシップが辛い、
いろんな悩みや不安があると思うけど、
心が不安に
支配されているうちは
好きなことやる
どころじゃない
よね。笑
とにかく不安を解消するため、
苦しみを軽くするために
行動するしかなくなっちゃう。
好きなことを楽しめたとしても、
一時的で、日常に戻った瞬間に
また不安がやってきて、
「好きなことで自由に生きる」
「好きなことで稼ぐ」
そんなことは到底出来なくなってしまう。
だから、めちゃくちゃ大事なのが、
「自分を愛する」
「自分を大事にする」
っていうプロセスで。
これって言い換えれば、
どんな時でも
安心していられる状態
(ジャッジを手放し、感情的に反応しない状態)
を作るためなんだよね。
さっきの子どもの話に戻るけど、
安心した状態を作ることができれば、
子どもは勝手に
楽しそうなことを探して
好きなことをやっていく
そもそも、
「好きなことがありません」
「何が好きか分からないです」
っていう悩みが出てこないんだよ。
だから、こういうことを言う人は、
自分を安心させて
あげてる段階
ってこと。
本当に安心しきったら、
「好きなことが分からない」
とか言わずに、
「暇だな〜、
マジでやることなくて
苦痛なんですけど。
何かおもしろいこと
ないですか！！」
って勝手に動いていくだけ。
そんで、ここからめちゃくちゃ大事なんだけど、
成功哲学とか、億万長者の法則とか、
目標達成とか、夢を叶えるとか、
何かを現実にするために
頑張れるのは、
この段階にある人だけ
なんです。
自分から
おもしろそうなこと探して、
やりたいことをやって、
その上で目標や夢が
内側から自然と
湧いてくるから頑張れる
んです。
自分の安心が
作れていない状態では、
１００００００％無理。
だって、安心してないんだから、
好きなこともやりたいこともないんです。
好きじゃないこと、やりたくないことで、
目標立てても、夢を描いても、
１００％頑張れません。
そりゃ叶いませんよ、って話で。
僕は、大学生の頃、成功哲学マニアだった。
アンソニーロビンズ、ジェームスアレン、
ナポレオンヒル、苫米地さん、石井裕之さん、
いろんな心理学や成功哲学を勉強しました。
それこそ、30万も40万もする経営者ばかりが来る
研修にも何度も参加しました。
そこで僕がどう言われてたかって言えば、
「こんなに若いのにすごいね。
将来が楽しみだね」
なんて言われてたんだけど、
ぶっちゃけ、
一個も夢は
叶いませんでした。
(そもそも叶えたい夢じゃなかったけど)
なぜなら、
全く頑張れなかったから。
ビジョンを描いても、
目標を設定しても、
行動計画を立てても、
手帳でスケジュールを管理しても、
結局、やる氣がなくなって
なぁなぁになったから。笑
当時の僕は、父との関係で怖れを持ち、
力や権力的な男性とうまく
付き合うことができなかった。
力がある人には、つい萎縮してへりくだってしまい、
断ったり、ノーが言えない状態だった。
根底で安心を
持ててなかった
んだよね。
だから、何かをやる基準は、
・怒られないこと
・認められること
・褒められること
で行動してた。
だから、自分が好きなことが分からなかったし、
何が本当にやりたいのかも分からなかった。
そんな状態で目標設定しても、頑張れないよね。
夢や目標は「やりたい！！」という
内発的動機があって初めて成立する。
そして、その「やりたい！」という
氣持ちは「安心」からしか生まれないんだよ。
そんなことで悩んだことねーわ。
これまでも部活も勉強も仕事も
やりたいようにやってきたわ。
って人は、
両親があなたのことを本当に
愛を持って大事に育ててくれたからだよ。
間違いなく親に感謝だと思う。
話は逸れるけど、
親が子どもに与えてあげられるものも、
「安心」しかないな、って思います。
ただ大きな愛を持って、見守り、受け入れる。
それだけだなって思います。
むしろ、その安心さえ
与えてあげられたなら、
子どもはどれだけ失敗しても、
どれだけ道を踏み外しても、
自分の力で自分の人生を切り開き、
ずっと笑っていられると思います。
話を元に戻すと。
人は、安心がないと遊べない。
だから、ここ数年で、
「頑張らない」
「ありのままで生きる」
「自分を愛する」
「ワガママに生きる」
っていう、
安心を作る技術が
めちゃくちゃ流行った
んだよね。
成功哲学や目標設定のような、
「外に向かっていく力」
を男性性の世界とすると、
ありのままや引き寄せは、
「内を満たす力」
であり女性性の世界と言える。
ずっと、自分不在で、内側が満たされていない、
心が不安や怖れでいっぱい。
そんな人たちが成功哲学や目標設定に苦しんで、
できない人（主に女性）がすごく増えたから、
女性性系のノウハウが爆発的に流行ったんだよね。
今この男性性と女性性の両方が
出尽くした感があるこのタイミングで言いたいのは、
どっちも大事
ってこと。
ただ、ここが重要なポイントなんだけど、
内側を満たしてる段階では、
結果はあんまり出ない
ってこと。
自分を愛する、ありのままで生きる、
内側を満たす、ご機嫌でいる。
全部、
めちゃくちゃ
大事です。
これ抜きには何も語れません。
大前提の大前提。
だけど、
これだけじゃ
夢は叶わない
んです。
その上で、どんどんやりたいことに熱中していく。
その上で、試行錯誤を繰り返して工夫していく。
その上で、愛する人のために行動する。
必ず外側に向かって
行動する必要がある
んです。
こういう言い方をすると、
安心を作っている段階の人は、
「やっぱり行動しなきゃいけないのか〜
しんどいな〜。体育会系のノリは嫌だな〜」
って感じますが、笑
実際は、
遊ぶ
ってことです。
好きなことで
遊んでいるから、
自然と行動していく
ってこと。
子どもが鬼ごっこをするように、
ゲームをするように。
随分と話が長くなっちゃったんだけど、
何が言いたいかって言えば、
結果はすぐに
出ないかもしれないけど、
自分を大事にするとか
安心を作るとか、
めちゃくちゃ大事だよ
ってこと。
そんで、すぐに結果が出なくて
不安になるかもしれないけど、
ちゃんとやりきれば、
自然と行動していくから
自分を愛しきりなよ
ってこと。
僕も何度もなんども自分と
向き合ってきたけど、
30歳にしてようやく
男性性を楽しめるようになってきた。
もっと成果を出したいとか、
大きなインパクトを与えていきたいとか、
内発的な動機も強くなってきた。
仕事辞めてすぐは、自由とか縛られたくないとか、
好きなことだけやりたいとか、
自分の内側を満たすことに集中してたけど、
今は、自分から進んで目標を立てたり、
計画を立てたり、早起きしたりしちゃってる。笑
あの頃扱えなかった、
数々の成功哲学のノウハウ、知識も、
10年越しでここに来て扱えるようになってきたw
これも、ずっと自分の内側と
向き合い続けてやりきったからだと思ってる。
嫌われる恐怖
お金や生活への恐怖
仕事が失敗する恐怖
非常識なパートナーシップだと非難される恐怖
たくさんの恐怖と向き合ってきて、
ジャッジを手放し続けてきて、
自分を満たしてきて、
ようやく心が平安に満ち、
この人生でどう遊んでやろうか？
どうせやるならとびきり
おもしろくてインパクトが
あることをやってやりたい。
って思えるようになってきた。
長くなっちゃったけど、
言いたいことは、ひとつ。
たとえ今が
どんな状態だったとしても、
どんな状況だったとしても、
自分を愛し切ろう。
必ず、道は開けるよ。
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