コロナで世の中が不安や
混乱に傾きがちだけど、
時代の節目にある大変革の時期だからこそ、
しっかりと準備できることもあるし、
もしかしたら、自分の人生さえも
より大事なものを中心に
大変革を起こせるかもしれない。
むしろ、
この機会を
活かして行こう！
という趣旨の元、
「こんなとき」だからこそ、
改めて見直したい大事なこと
について連載していこうと思います。＾＾
対策は対策としてしっかりして、
払うべき注意はしっかりと払って、
それがちゃんとできたなら、
あとはこの大変革の波を
笑って楽しく乗り越えて、
最高のチャンスにしちゃおうぜ♪♪
って思ってます！笑
ということで、前回の記事はこちら。
歴史的大転換のタイミングについて書いています。
昨日の記事でも書きましたが、
僕はこれから、
「自分にとっての喜びが問われる時代」
がやってくると思っています。
これまでの時代多くの人が追い求めてきた、
学歴、キャリア、お金、地位、
ステータス、他人の評価、
こうしたものはここ10年で価値が
大きく減ったんじゃないかと思います。
もちろん、その価値が全く
なくなったわけではないですが、
試しに、今の10代20代の子達に話を聞いてみると、
もうほとんどの子達がこうしたものに
執着していないどころか、
憧れさえ持っていません。
「何のために生きるのか？」
「何のために働くのか？」
その問いに対する答えが、一昔前までは、
「成功」という言葉に
象徴される豪華な暮らしや
周囲からの羨望の目、そして
そこから得られる優越感
だったように思います。
それが、お金やステータスを持っていても
幸せそうじゃない大人たちを見て、
資本主義、競争社会の生きづらさを感じて、
子どもたちはそこに憧れを感じなくなっています。
ちなみに僕は今31歳ですが、
僕の世代ですらもうそうしたものに
野心や執着を持つ人は少なくなったと感じています。
そんな中で、今の子達が憧れているのは、
YouTuberやインフルエンサーに代表される、
「今、ここ」を楽しんでいる人
(実際に彼らが今ここを楽しんでいるかどうかは
別として「楽しそう」に見える人)
じゃないかなと思います。
もう今の若者達は、「いつかの成功」のために
「今」を犠牲にすることや、お金やステータスのために
努力を積み重ねることに何の魅力も感じていないのです。
ちなみに、そういう僕自身も２０代の頃は
たくさんの成功哲学を学び、
「２０代は修行の時期だ」
と思い込んで、やりたくないことも、
辛いことも、いつかの成功のために
我慢してきました。
話を戻すと、
彼らはもう「成功」も「お金」も、
「ステータス」も「他人の評価」も
全てが幻想で、自分に真の喜び、
至福をもたらしてくれないことを
感覚的に理解しているのです。
じゃあ、彼らは
何のために生きるのか？
何のために働くのか？
それは、
「今、ここ」で
喜びを感じるため
です。
今、楽しいこと。
今、愛する喜び。
今、アツいこと。
今、心地よいこと。
今、夢中になれること。
今、
今、
今。
リーマンショックを目の当たりにし、
東日本大震災を目の当たりにし、
今回のコロナ騒動を目の当たりにしている彼らは、
自分の外側にあるものが
あっけなく崩れていく様子を何度も見ています。
そして、自分の外側にあるものを目指し続けて、
しんどそうにしている大人や世の中を
ずっと見続けています。
だから、
「今、ここ」以外に、
真の喜びがないことを
感覚的によく識っている
のだと思います。
時代は流行っているものに象徴されますが、
今、世の中で大流行中の
「鬼滅の刃」
というマンガがあります。
昨年だけで見れば、
あの世界的な大ヒットマンガ、
「ONE PIECE」よりも売れた作品です。
大ヒットの要因はたくさんあると思うし、
それらは全て純粋性から表現されたもの結果に
過ぎないと思うけど、
そのうちの１つを挙げるとしたら、
どの瞬間もおもしろい
というのがあるかもしれません。
普通マンガも映画もそうだけど、
起承転結というか、仕込みや伏線があって、
クライマックスで一番おもしろい、という感じですが、
「鬼滅の刃」はどの瞬間も、
どのページも、魅力的で、
「先の展開のために伏線を張る」
とか、
「ここでいろいろ展開しておいて
最後に一氣に盛り上げる」
とか、そういう感じじゃなくて、
どのページも、どのコマも、
鬼気迫るものがあっておもしろいんですよね。
どこから読んでも魅了されてしまう。
それに、主人公も、その仲間達も
でっかい夢や理想は何もなく、
目の前に現れた鬼を倒すことに
いつもめちゃくちゃ一生懸命で、
それ以外の目的は何もないのです。
マンガそのものがどの瞬間もおもしろいし、
マンガの登場人物達も圧倒的に
「今、ここ」を生きている
んですね。
これも今、多くの人を魅了している理由の
１つなんじゃないかなと思います。
それで、随分と話が広がっちゃったんですが、笑
要するに何が言いたいかと言うと、
これからは「今、ここ」の喜びに
従う時代が間違いなくやってくる
(もうやってきている)
ということ。
何のために生きてるのか？
何のために働いているのか？
そう言われてもよく分からない人も多いと思います。
生活のため、お金のため、
必要としてくれる人がいるから、
成り行きで、好きな仕事だから、
家族のため、パートナーのため、
夢を叶えるため、誰かを見返すため、
使命を果たすため、世の中に恩返しするため、
いろんな理由があるだろうし、
そこに正しいや間違いなんてないと思います。
それに、僕もぶっちゃけ、胸を張って
言えるほどのものはない氣がします。笑
だけど、僕は今、この世の中の流れを見ていて、
強くこう感じるのです。
『何か』のために
生きる時代は終わる。
何かを得るための時代は終わり、
ただただ
『今、ここ』の
至福に従って
生きる時代になる。
今、愛したいから愛し、
今、楽しいから遊び、
今、熱中できるから働き、
今、表現したいから歌い、
今、休みたいから休む。
どんどんそんな時代になっていくはず。
こうして文字にすると、
なんとも夢のような生活に感じますし、
「そんな生き方で生きていけるはずがない！」
って、つい思ってしまいますが、
自らの情熱に従って、そう生きている人たちは
すでにたくさんいます。
確かに、移行期間はあると思うし、
一瞬で「今、ここを生きる人生」が
実現するわけではないけれど、
ただただ至福に従う人生に向けて
スタートすることは今すぐできます。
僕たちは、現状では多くの人が、
「何か」のために
生きている
と思います。
今回のコロナ騒動で、
仕事、働き方、家族との関わり方、
お金、健康、人間関係、
就職活動、将来の夢
人生の様々な面で、半強制的に
見つめ直さざるを得ない状況の人が
たくさんいると思います。
そうじゃなくても、これだけ
大きな社会現象を目の当たりにして、
人生を考え直す人も多いはずです。
で、あるとするならば、
「こんなとき」だからこそ、
自分にとっての至福を
見つめ直すには絶好の機会
なんじゃないかな、と思うのです。
心が喜ぶ仕事って何だろう？
自分にとって心地よい働き方って
どういう形だろう？
誰とこれからも
付き合っていきたいんだろう？
両親に言いたいことや
してあげたいことは何だろう？
家族との距離や時間は
どうしたいだろう？
理想の毎日はどんな毎日だろう？
「何か」のためではなく、
ただ自らの至福に従う人生へ。
あなたが愛するものは何ですか？
あなたが大事にしたいものは何ですか？
あなたが至福を感じるものは何ですか？
僕も改めて、考え直しています。
一緒に問い直していきましょう！
社会的な大変革のこのタイミング、
ある意味では人生の大変革をもたらすにも
絶好のタイミングかもしれませんよ〜！
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