心の声に従うブログ

「引き寄せの法則」を徹底解説

お盆に父との物語が一つ終わった話

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お盆がちょうど終わったから、

ってわけじゃないんだけど、今日は

 

親子の魂のシナリオ

 

について話したいと思う。

 

 

偶然にしてはびっくりする話なんだけど、

先日、お盆の真っ最中に、父親の夢を見た。

 

父は僕が中学2年のときに

喉頭ガンで亡くなってるんだけど、

当時、僕にとって父は、

 

優しいけど

怒ったら怖い人

 

だった。

 

 

というのも、父は酒豪で酒癖が悪く、

酒を飲んでは母とケンカして、暴力をふるっていて、

いつも僕がケンカの仲裁に入ってたんだよね。

 

家庭のことを話すと長くなるんだけど、、、

こんな機会じゃないと改めて

話すこともないから今日は話そうかな。

 

 

僕の家は母と父と僕の核家族で、

母が41歳、父が43歳のときに

ようやくできた長男だった。

 

両親ともに子ども好きなこともあって、

僕自身はとてもかわいがられて育って、

なんだったら甘やかされて育ってきた。

 

父は厳しい人だったし、

あれはダメ、これはダメ、っていう人だったけど、

記憶にある限りでは、怒られた記憶がないくらい

猫可愛がりされて育ってきた。笑

 

 

それくらい溺愛されて育ったもんだから、

2人がどれだけケンカをしても、

 

僕が止めに入ったら

ケンカは必ず止んだ

 

んだよね。

 

 

父も普段はとても温厚でユーモアのある人で、

いつも冗談を言って笑わせてくれたし、

僕の遊び相手になってくれたし、

クソ貧乏だったのに、

おもちゃを買ってくれようとするし、笑

本当に優しくて、子ども想いの人だった。

 

じゃあどうして、家庭がそんなに荒れてたかって言うと、

 

お金の問題

 

がとても大きかった。

 

 

父は左官の仕事をしていて

壁を塗る職人だったんだけど、

ちょうどバブルが弾けて、

住宅関係の仕事が激減し、

父ももれなく失業した。

 

再就職も中々厳しい時代。

仕事があってもスポットだけ。

 

そんな状況で父は家庭を守るために

 

「借金」という選択

 

をしたんだよね。

 

 

そんで、母はと言えば、これまた複雑で、

僕が生まれてしばらくすると、

いわゆる統合失調症と呼ばれる精神病を抱えるようになった。

 

今でこそ、精神病なんて人間が名前をつけただけで、

何も病気じゃないし、薬も治療も無意味だって分かるけど、

当時は僕も本当に深刻な病気だと思ってたんだよね。

 

他人の声が頭の中で聞こえたり、

頭の中で誰かが命令してきたり、

頭の中で考えていることが

周りに聞こえてるように感じたり、

他人の視線が恐怖になったり、

 

本人にとっては毎日苦しみの連続で、

声を荒らげて一人で誰かとケンカをしたり、

人前に出れない、話せない、みたいな状況で、

家事もまともにできない状態だった。

 

 

そんな状態だったから、

父も苦しかっただろうと思う。

 

 

仕事はうまくいかない、

借金は膨らんでいくばかり、

家で酒を飲む毎日、

母は一人で大声を出す、

 

そんな状況で、イライラと不安から、

酒を飲んで暴力をふるっていたんだろう。

 

 

暴力を肯定する氣はないけど、

でも、父の氣持ちはよく分かる。

 

 

ただただ、不安だったんだと思う。

 

 

子どもって本当に純粋で、敏感で、

ただただ両親が笑って一緒にいてくれるだけで、

本当に幸せなんだよね。

 

お金がないとか、

着る服がないとか、

食べ物が貧しいとか、

 

そんなことは

関係ない。

 

 

ただ、両親に笑っていて欲しいんだ。

 

だから、僕も例に漏れず、無意識のうちに

父の不安を感じ取り、怒りを感じ取り、

じゃれついて場を和ませたり、

 

母の不器用さを助けようと、

家計の計算をサポートしたりした。

 

 

みんな子どもは純粋だよね。

 

 

そんで、いよいよお金がなくなってくると、

三食もろくに食べれるものもなくなって、

親戚にお米をもらったり、

山に山菜を採りに行ったりした。

 

借金も、銀行じゃなくて、

いわゆる消費者金融で、

 

アイ○ルだとか、

プロ○スだとか、

レ○クだとか、

武○士だとか、

 

もう主要な消費者金融はすべてコンプリートしてて、w

当時はマジでコワモテのニイちゃんが2人くらいきて、

玄関の扉を叩くとかフツーにあった。笑

 

今思うとすごい光景だと思うけど。笑

 

 

そんで、話を本題に戻すと、

もう多くの人が知ってることだけど、

 

人は親との関係が

雛形になって

人生を作るんです。

 

 

母親との関係で、人間関係を学び、

父親との関係で、社会を学ぶ。

 

母親から愛されなかったり、

条件付の愛情だったり、

母親を恨んでいたりすると、

 

世の中の人すべてに

同じことをします。

 

 

母親から愛されるために頑張った人は、

大人になってからも、

他人に愛されるために頑張ります。

 

母親を恨んでいると、

相手の悪いところばかりが見えて、

恨みや憎しみが募っていきます。

 

母親のことが信頼できないと、

他人のことも信頼できなくなります。

 

 

父親の恐怖に怯えて育った人は、

大人になってからも、

怒られるんじゃないか?と怖れを抱えます。

 

父親を恨んでいると、

社会や世の中の悪いとこばかりが見えて、

反骨心や他者否定が強くなっていきます。

 

父親のことが信頼できないと、

社会や世の中が信頼できなくなります。

 

 

それで、僕は父のことを、

 

優しいけど

怒ったら怖い人

 

ってずっと思ってて、

社会で関わる男の人に父を投影して、

 

怒らせないように

 

ってずっとやってきたんだよね。

 

 

幼少期、父のことを

怒らせないようにしたり、

不安を癒そうとしたように。

 

そして、その代わりに、男性の前では、

 

自分の本音は

後回しにする

ようになった。

 

 

自分の意見じゃなくて、

相手の意見を尊重し、

自分のことは二の次に。

 

怒らせないように。

 

 

そんでね、父との物語はたくさんあって、

父がガンになって、闘病生活が始まるんだけど、

結局、数年後に亡くなって。

 

 

僕はそれからずっと、

父親との関係を癒す旅を続けてきたんだな。

 

 

自分の中の男性性を癒す旅を。

 

 

で、これまでの人生の中で何度も

父親を投影するような人と向き合ってきて、

どんどん自分の中でも男性性が

癒されてきたことを感じていて、

 

もう誰の前でも

自分の本音を

後回しにしない

 

ってところまで来たんだよね。

 

これは本当に最近でここ1年くらいの話。

 

 

そう思っていたら、ちょうどお盆の真っ最中に

お父さんが夢に出てきて、、、

 

僕が小学校に上がる頃には

もうリストラされて、酒びたりで、

ケンカや暴力ばっかりの父のイメージしかなくて、

 

最後はガンで日に日にやせ細って

弱っていく父のイメージしかなくて、

 

ずっと、苦しそうな、どうしようもない

無力感を感じてる表情だった父が、

 

 

夢の中で、笑って出てきたんだ。

 

 

僕がまだ保育園の頃、

たくさん遊んでくれた父、

いろんなところに連れて行ってくれた父、

くだらない冗談ばかりだった父、

優しく頭を撫でてくれた父、

 

そんな、とても穏やかで、優しい笑顔の父が、夢の中に出てきて。

 

 

そんで、またびっくりするんだけど、笑

時空は現代の設定らしくて、笑

 

当時は携帯電話なんてなかったのに、

夢の中ではバリバリiPhoneで、

お父さんとツーショットの写メを撮っちゃったよ。爆

 

 

そんな夢から覚めて、

 

「ああ、お墓参り、行かなくちゃ」

 

って、湧き出てきて。

 

 

僕の父の生まれは熊本の山のクソ田舎だから、

これまでも行くのがめちゃ遠くて、

数えるほどしか行ったことがないんだけど、

 

お父さんに会いたくなったんだよね。

 

 

真理やスピリチュアルをたくさん学んだ今なら、

別にお墓にご先祖様がいるわけじゃないことも分かるけど、

いつでも今でも一緒にいて挨拶ができることも分かるけど、

 

でも、直接行かなきゃいけないような氣がして、

行きたくなって。

 

 

それと同時に、自分の中にある男性性の力が

強くなってきた氣がして、

父親との物語が一つ終わるな、って感じて。

 

また次の物語が始まっていくんだろうな、って思って。

 

 

とても豊かな氣持ちになった。

 

お世辞にも、周りから見て幸せだったとは

思えない人生を歩んできた父。

 

溺愛した大好きな息子の将来を

見届けられなくて悔しかったろう。

 

 

その命のバトンを受け取って、

父からもらった「男性性の力」を借りて、

僕はもっと自分らしく、幸せに行きていく。

 

愛と自由の中で、自分の命を存分に輝かせ、

何かのため、誰かのために、自分のために。

 

 

そんな決意をした、お盆でした。

 

 

まとまりのない文章になっちゃったけど、笑

ここまで読んでくれてありがとう。^^

 

 

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