最近、いろんな人に会って思うことなんだけど、
「弱さ」や「できないこと」は人生にたくさんの喜びを与えてくれるな、って思う。
弱くなれる人は強いなって思うし、できなくなっていける人はとても愛される。
一般的には「強くなること」や「できること」が増えた方が人生を生きやすくて、なんでも実現していける気がするんだけど、
そういう人たちはとても頼りになるんだけれど、
周りから見ると、少し「完全」「完璧」に見えてしまう。
何があっても負けなくて、自分で立ち上がって、自分で切り開いて、自分でどんどんやりたいことを実現していったり。
そういう人はきっと頑張り屋で、なんでも自分でやろうとして、いろんなことにチャレンジして、いろんなことを学んで、吸収して、ある程度なんでもできてしまう。
そういう人も素敵だけど、
あっけらかんと自分の弱さを晒せる人、できないことを晒せる人はまた別の魅力があると思っていて。
「弱さ」はその人のことを好きな人にとってはとても大きな魅力で、その人のことを支えたり力になったり、与える嬉しさや喜びを感じさせてくれる。
好きな人の力になれることは嬉しいことだと思うし、好きな人の支えになったり、好きな人に喜んでもらえたり、好きな人から感謝されたりするのは大きな喜び。
だから、「弱さ」や「できないこと」をさらけ出せる人は多くの人から愛される。
一人でなんでもできる、完璧そうに見える人は、自分が関われる「隙」のようなものを見つけづらいのかもしれないね。
力になりたくても、貢献したくても、自分が何かしなくてもその人は大丈夫そうな気がするから。
よく、
「優秀な社長の元には優秀な部下が育たない」
「できていない社長の元にはなぜか優秀な部下が集まる」
なんて言うけど、「弱さ」や「できないこと」がある人は周りから愛されて、優秀な人が集まりやすいんだろう。
もし、今まであなたが何でも頑張って、自分で身につけて、自分でやってきたなら、
今まで自分の「弱さ」を克服して、「できないこと」を「できる」ように頑張ってきた人なら、
自分の弱さやできないことをさらけ出せるといいかもね。
自分一人で何でも頑張る強さは、一見完璧そうに見えるけど、
とても張り詰めていて、硬くて、柔軟性がなくて、挫折やショックで折れてしまうから。
できない壁にぶつかったとき、頑張ってもできなかったとき、もっとできるようにならなければいけないから。
それは、自分の弱さを否定して得ている、強そうに見える「鎧」だから。
弱さを受け入れられる人、表現できる人は、一見すごそうに見えないけど、
(そもそもすごそうに見える必要ないけど笑)
とてもしなやかな強さを持っていて、簡単には折れないんだよね。
弱さをさらけ出して、それでも受け入れてくれる人と付き合って、できないことはお願いして、
受け入れてもらえる喜びを感じて、自分ができないからこそしてもらえる喜びを感じられて、それをめいっぱい表現する。
だから、一緒にいる人も嬉しいんだよね。
ずっと一人で戦ってきた人はきっと、できることがたくさんある。
その「できること」を少し横に置いといて、
「やりたいこと」をやっていくといいかもしれないね。
できることができなくなっていくことは少し怖いけど、
弱さや恥ずかしさをさらけ出すことは勇気がいるけど、
その先にある愛や喜びはかけがえのない大きなものだと思う。
今日はこれ。
ではまた。
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