心の声に従うブログ

「引き寄せの法則」を徹底解説

無限の愛を受け取ることと、その愛をつなぐこと

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(子どもの頃の僕と父)

 

帰省もお墓まいりもできてないんだけど、

お盆だし満月だし、もう17年前に

亡くなった父のことをゆっくりと考えてた。

 

どの家も大なり小なり

いろいろあると思うけど、

 

僕の家庭もそうで、小さい頃は

結構苦労も多かったように思う。

 

 

バブルでリストラにあった父、

統合失調症の母、

酒に溺れて口論、暴力。

 

母は体を数針縫うような

ケガをしたこともあった。

 

闇金、今で言うところの

消費者金融から借金を重ね、

借金取りが玄関を叩く日々は、

子ども心にも慣れっこだった。

 

今日食べるものを釣りに行ったり、

山に採りに行ったり、

それも普通のことだった。

 

 

両親の仲は最悪だったけど、

だけど両親のどちらも

僕を最大限に愛してくれた。

 

まだ多額の借金を抱える前、

父は給料日になると毎回

僕をおもちゃ屋に連れて行き、

 

「何でも好きなものを持ってこい!!」

 

と言った。

いつも僕にちょっかいを出して、

遊びに絡んできた。

 

僕が友達を家に呼ぶと、

嬉しそうにそこにも絡んできた。

 

 

やがて、仕事を失い、再就職と離職を繰り返し、

借金がかさみ、お酒とタバコ、家庭の不和、

離婚騒動、そんなこんなしているうちに、

喉頭癌になってしまった。

 

氣難しい職人気質だった父は、

手術も入院も拒み、食べ物が食べられなくなり、

どんどんやせ細っていき、

最後は自宅で息を引き取った。

 

 

父の人生を客観的に見たとき、

お世辞にも幸せな人生だったとは言いにくいだろう。

もちろん、そんなことは本人にしか分からないが。

 

だけど、古いアルバムを引っ張り出してきて

僕と写っている父は、いつも嬉しそうだった。

 

愛があふれる瞳で、いつも僕を見ていた。

 

 

僕は過去の話をするとき、

 

「大変な幼少期でしたね。苦労されましたね」

 

と言われることが多い。

だけど、僕は幼少期に

自分の心が枯れたことはない。

 

寂しい想いをしたことも、

自分が不幸だと思ったことも、

ただの一度もない。

 

 

毎日同じ服を着て小学校に行ったり、

学校行事で買わなきゃいけないものが

買えなかったりするのは少し

恥ずかしかったけど、僕は毎日友達と遊んで、

ずーーーーっと幸せだった。楽しかった。

 

それは、両親が絶え間なく

僕のことを愛してくれていたからだと思う。

ずっと、大事に育ててくれたからだと思う。

 

今でも心を中心に置けるのは、

両親からもらった愛がとても大きいからだ。

 

 

借金、暴力、酒、タバコ。

周りからは非難されてばかりの父だったけど、

僕にとっては最高のお父さんだった。

 

父からもらった愛や遊んでもらった

数々の思い出は、今でも強く胸の中にある。

 

 

僕も大人になり、娘ができて、

娘と遊んでやるときに、氣づかぬうちに、

自分が父にしてもらった遊びと

同じことを娘にしてやってることに氣づく。

 

無邪氣に笑う娘を見て、

 

「お父さんもこうして愛を注いでくれたんだな」

 

と思うと、父から注いでもらった愛を今でも感じる。

 

 

そして同時に、娘が喜んでいる姿を見て、

何物にも代えがたい幸せを感じて、

 

「お父さんもきっと同じ氣持ちだったのかな」

 

とも思う。

 

 

父はきっと、僕がいて幸せだった。

 

 

両親からもらった愛が、

自分のお役目を果たすことで、

誰かの幸せにつながればいいな、と思う。

 

そうすれば、父の愛は

この地球全ての人にだって届くはずだ。

 

 

父との癒しの物語シリーズ。

 

お盆に父との物語が一つ終わった話

父親との関係が癒されて、またひとつ自由になった話

 

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