生きてれば誰だって悩みや苦しみがあるけれど、突き詰めればその苦しみの原因はたった一つしかない。
人それぞれ悩みや苦しみは違うけど、原因は全部一緒。
もっと言えば、悪口や否定やいじめや自殺や、大きな話で言えば、戦争や支配や搾取も全部、「これ」が原因。
それは何かと言うと、
「分離感」
もしかしたらあまり聞きなれないかもしれない。
でも、すべての問題はここから始まると言っても過言じゃない。
例えば、なぜ人が相手を攻撃したり、否定したり、傷つけたり、支配しようとするかと言えば、
相手が自分と分離してて、自分に危害を与えるかもしれない
からなんだよね。
言い換えれば、
分離感は怖れを生み出す
ということ。
なぜなら、相手が自分と一体になっていれば、相手を攻撃する理由がないから。
なぜなら、相手と自分がつながっていて、ひとつになっているから、相手を傷つけることは自分を傷つけることになることが分かるから。
例えば、なんで人は初対面の時に緊張したり、警戒したりするかと言えば、
相手がどんな人か分からないから。
もっと言えば、
相手が自分の味方なのか敵なのか分からなくて不安
なんだよね。
そこには相手と自分の間に確かな「分離感」が横たわっていて、
「出方によってはこっちも攻撃するぞ」
というエネルギーが宿っている。
そうすると、そのエネルギーが人間関係のトラブルを招いたりする。
人は、自分とは違うものを攻撃したり否定したり支配しようとする。
いじめも、宗教も、戦争も、全部そう。
自殺なんかは分離感の究極系で、「自分は誰も味方がいない」「自分は孤独でひとりぼっち」「周りは全員敵」と周囲すべてから分離してしまった状態。
反対に、自分とつながって自分の一部のように感じるものは大事に扱う。
家族、仲のいい友達、愛する人。
そこに確かに「つながり」が存在し、「一体感」がある場合、相手のことも自分のことのように感じ、喜びを分かち合い、痛みを分け合うことができる。
言い換えれば、
一体感は「安心」を生み出す
ということ。
安心は自由を生み、自分の心に正直な人生へとつながっていく。
一体感から生まれる安心の中では、攻撃や争いは生まれない。
相手と一体だから、相手に与えることは自分に与えることだと気付く。
相手と一体だから、相手を傷つけることは自分を傷つけることだと分かる。
逆に、
分離感があるから、危険を感じて攻撃したり否定したりする。
分離感があるから、相手を攻撃しても自分は痛みを感じない。
僕たちの人生はいかにこの分離感の幻想から解放され、
「本当はすべてひとつでつながっていたんだ」
という真実に気づき、体験するプロセスだと言ってもいいかもしれない。
分離感が生み出す怖れの幻想にとらわれず、
一体感が生み出す安心の中で愛に生きること。
それができれば、僕たちの人生から悲しみや苦しみがぐっと減り、喜びや楽しさで満ちあふれるだろう。
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